魏は何故亡国と言えるのか
この記事は「NAVER Cafe」という掲示板の記事を素人が翻訳したものです。誤字や誤訳などおかしなところがありましたら、ご指摘くださいますと助かります。
原著: 위나라는 왜 망국인가
執筆者: 곤두박질(コンドゥパクチル)
投稿日時: 2019.09.10.19:43
・ ・ ・
絶えず変化するメタの中で、メタにそぐわないパッチしかしてこなかったからである。
魏の武将は総じてフィジカルが良くない。
先制攻撃を握ることに突出した国家だったので、その拙いフィジカルでも環境に恵まれてきた。
しかし、現在のメタにおいて魏は先手を取ることが可能な国なのか?
ダウンに始まる、伝統的なカウンター国家である漢には決して先行することができない。
それでも呂布パッチ前には競り合ったりもしたが、呂布パッチ以降は勝率が大幅に落ちて、限界突破が実装された今となっては勝率がほとんど0に収束している。
本来得意としていた蜀は現在相性を無視するという有様である。
夏侯夫人、劉備、諸葛亮のせいで先手を掴めず、掴めても手玉に取られる。
攻撃時は、夏侯淵が少し前に上方されてだいぶ勝てているものの、依然として勝率は良いと言い難い。
呉は孫策の気力枯渇のために連打1枚で先行するのが難しいため、司馬師を一緒に採用しなければならず、そのようにしても中盤以降につっかえる可能性がある。また、孫策がミキサーを回し始めたとたんに司馬師が死にかける。
呉国太が防衛デッキにいる場合が多く、荀彧も使う機会がない。
また、対呉戦で防衛デッキの優位性をもってしても、黄蓋を使う自爆孫策デッキや陸抗を採用したデッキからの防衛が不調で、呉にすら防衛できない有様だ。
それでも張遼を抜けば簡単に勝てる。
春秋は白旗の開始スキルに恐怖が生じるせいで、西施デッキ相手では白旗に第1スキルを先行され、孫武デッキ相手では孫武の挑発のせいで張遼が1列目にスキルを無駄遣いしてしまう。
楚漢?
そこは韓信(という天敵)がいる。
異民族?
ところがどっこい(異民族ならば)高スペックでなければ競える。しかし元々ユーザーも少ない上に、現在の異民族も良い状況とは言えず、数少ない。
でもたまに遭遇すると、禿髪樹機能の手にかかり後ろの君主も策士もみな落とされることがある。
メタがこれだというのにフィジカル的な部分はそのままである。
防御バフをくれとせがむユーザーの気持ちも理解できる。
2つ目に、メタに合わない張遼の存在だ。
度々、公式カフェ(NAVER Cafe上にある公式フォーラム)にあがってくる話題の一つは、
張遼の性能だろう
今張遼の性能が果たして良いのか?
隣の甘寧に比べると、すべてのスキルがゴミのようだ。
張遼のパフォーマンスが良くないのは確かだから、個々の認識の問題云々といったお話にならないことは言わないでほしい。
張遼が数回に渡って上方を受けていながら、一度も良いと感じたことのない理由がメタと合わない横ばいの強化だけされてきたからだ。
虚弱な張遼が持ちこたえるためには、
この2体の武将を起用できるメタは以前に消えた。
司馬師は、韓信と鮑三娘などの呪いの出現で徐々に淘汰され、辛憲英と郭皇后が重要ピックになり、ますます入れる枠がなくなってきている。
そして限界突破が実装された今張遼は、勇将がコツンと叩いただけで死ぬマンボウのようなフィジカルでさらに使いにくくなってきている。
郭嘉は最近上方され、限界突破が実装される前に防衛デッキに入れて、かなり良い結果を得られた。
しかし、呉広というカウンターが存在し
郭嘉枠のために、張遼単独で1盾しなければならないリスクが生じる。
また、限界突破により、策士はさらに使い辛くなった。
このような有様なのに、虚弱な張遼が持ちこたえることができるのか?
辛憲英のヒールはバウンスなので、張遼がヒールを受けられず死ぬケースが日常茶飯事だ。
また、張遼は相手が強靭スキルを持っている場合、相手の気力を補充する便利屋にすぎない。
実際、魏ユーザーはそれゆえに異民族と呉相手には張遼を使わない。
そのほうが勝率が高くなるから
3つ目、
辛憲英が強制される。
かつての魏のスノーボール(一度キルしたら勢いが止まらなくなること)は、相手を一体落としながら曹操の「士気高揚」による体力の維持と曹丕の「成功報酬」で再び曹操の第1スキルに繋げてきた。
しかし、超越覚醒と呪いが実装されて、そのようなサイクルが回らなくなり、これを補完するために出てきた武将が辛憲英である。
辛憲英の第1スキルに体力回復に加えて気力回復があるのと、無敵、全体浄化スキルがある理由はこのためだ。
(魏)武将の拙いフィジカルをヒールで補完し、司馬師がいない状況で猛将を無敵でもって保護し、気力回復でスノーボールまで担当することになったのだ。
そのために、魏はヒーラーを無条件に入れなければならない国になっており、それゆえに自由に使えるのは5枠だけとなってダメージ不足に悩まされ、そのダメージ不足を文鴦Rで補完しなければならなくなった。
4つ目に、張遼と文鴦Rがお互いにしっくりこないことだ。
張遼は1列目を攻撃できず、文鴦Rは3列目への牽制がうまくいかない。
ここから来る与ダメージの分散が大きく、張遼は文鴦Rよりも虚弱で持ち堪えることができない。
継続的に行われるパッチの中で特に魏が良くないのは、現在良い防御ユニットが存在しないことであり、カウンターとなる武将があまりにも多い。
荀彧は、呉国太と劉禅の実装で使うことができないし
郭嘉と辛憲英は、呉光というカウンターが存在し
郭皇后は、劉備がハードカウンターである
張遼は、強靭相手にやれることがなく孫武と蔡夫人の挑発に為す術がない。
今後の魏の上方は、このような部分が補完されるパッチであってほしい。